ブラザー製プリンターをオーバーホールに出してみた

先日、事務所で使っているインクジェットプリンタを購入依頼初めてオーバーホールに出したので、その経緯を記録しておきます。
購入したプリンターはMFC-6490CN。

個人事業主として活動を始めた時、はじめての出費がこのプリンターでした。そういう意味では思い出深い品。ただ、昨年あたりから色がおかしくなり始め、プリントアウトすると何もないところに1本の線が入るようになりました。以来、格安のモノクロレーザープリンターを購入し、カラーの出力が必要なときはコンビニや自宅で出力していました。

今回は、Webサイトをウロウロしているときに偶然修理サービスのページを見つけたのがきっかけでした。
修理サービスのご案内|サポート情報|ブラザー 
「このプリンター、故障ってことで送れば直るんじゃ……」と思ってみてみると、部品交換があってもなくても18,000円。確かこれ買ったときは4万円ぐらいした記憶がありました。それに個人事業主として走り始めた頃を助けてくれたマシンで愛着もあり、修理してみることにしました。

ネットで申し込みを済ませると、翌々日にはプリンター送付用のダンボールが届きました。料金は代引きということで何も手続きはありませんでした。
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ダンボールと送付状、そしてダンボール内でプリンターを固定する詰め物ですね。これはプリンターごとに異なるようで、プリンターの角部分の形状に合わせて4つとも異なる形状で、ピッタリと当てはまるようになっていました。ダンボールに詰め物を敷き、プリンターと入れてさらに詰め物を角の部分にはめ込んでガムテープ出入り口を止めて送り状をペタリ。この間5分程度。すぐにヤマトの人を電話で呼んで回収してもらいました。

そして、修理が完了すると再び送り返されてくるのですが、これが思ったよりも遅かったです。Webサイトには「最短3日で修理完了品をお届けします」と書いてありましたが、いっこうに返送されてくる様子はなし。しかも、送ったあとはブラザーからも一切の連絡やリマインドがないので、本当に商品が修理センターに届いているのかすら不安になってくる始末……。

結局修理されたプリンターが戻ってきたのは約3週間後のこと。事前にヤマトから電話が掛かってきて、代引き費用が告げられ、お金を準備しておくように指示がありました。
写真 1
送ったときの箱で送り返されてくるんですね。確かにエコだと思います。どうせなら、到着したときに、その場で箱から出して持って帰ってくれたらもっとエコなのに……。内部も本体がきちんと袋に入れられています。
写真 3
ガラス台のスキャン部分のフタにはテープが貼られ、不用意に開かないようにされていました。心なしかフタの開閉もスムーズになったような気がします。
写真 2
インクは本体から出されて、袋に放り込まれてました。このカセットをプリンタに入れると、きちんとプリントアウトできました。線も消えていますし、印字の品質も買ったときぐらいキレイになっています。これは十分満足できるレベル。
今回は思い入れのある品ということもあって修理(オーバーホール)をしましたが、オーバーホールはおおむね満足のいくレベルでした。ものを大切に使うという視点からも修理しながら使うという気持ちをもっと大切にしたいな、と思った次第です。

今ならこれが欲しいかな。A3ノビまでプリントアウトできるのは、紙のお仕事をする人なら誰もが欲しくなる機能。