がんリスク判定検査『N-NOSE』

全身のがんを尿で高精度に調べられる世界初の線虫がん検査『N-NOSE』を受けてみました。

『N-NOSE』の検査は線虫という生物の優れた嗅覚を用いており、まったく新しいコンセプトのがん検査といえるかもしれません。

こちらの書籍にもその原理や仕組みが記されています。

たまたまテレビで知り、その当時は東京だけだったのですが、大阪・梅田に検体提出施設ができた上、気になる価格が郵送料も含めて1検査あたり11,550円(税込)とくれば、これはもう検査を受けてみるしかないと思いました。

常識の先を行く、がんの1次スクリーニング検査『N-NOSE』

まずは『N-NOSE』のWebサイトから検査を申し込みますが、この時に、個人情報や支払情報を入力することになります。支払はクレジットカードでの支払を選びました。
数日後には検査キットが郵送で送られてきます。
そして、いつ頃提出するかをWebサイトで申し込むのですが、提出期間はおおよそ1週間ごとに区切られているので希望の期間を指定しておきます。その後、自宅で尿を採取して提出施設に持参します。尿の採取方法は、普通の健康診断の検尿と同じ方法です。検査キットに付いている紙コップで採取した尿は、指定容器に入れて密封するのですが、その容器はとても小さくて「本当に数滴で判別可能なんだな」と実感します。尿採取後、4時間以内に提出するか、冷凍状態で保管したまま提出する必要があります。
そして提出。

検査結果は6〜8週間後に郵送で送られてきます。

今回は無事に「今回の検査ではがんリスクは検出されませんでした」とのこと。

まずはひと安心。
画像では見えませんが、検出されなかったレベルの潜在リスクはどの程度あったのかが記されています。
これでがんになっているかどうかを正確に判断することはできませんが、一次スクリーニング検査としては十分だと思いました。
検査自体も簡単で身体への負担も少なく価格的にも良心的。定期的に受検していこうと考えています。

それにしても、ネットを見るといろいろながん検査が存在します。
どんな検査を選択するかは個人の自由です。
もちろん最終的な判断は、病院で専門医を受診して診断してもらいましょう。